者の価値観への不寛容

私たちが「鯨食は日本の文化」と言っても聞く耳を持たないんです。彼らにとっては自分たちの価値観が唯一の真理なんです。

一方でこういう人たちに「牛は聖なる動物だから食べてはいけない」とヒンズー教徒が言っても、「豚は不浄な動物だから食べてはいけない」とイスラム教徒が言っても聞く耳を持ちませんよね。自分たちの価値観が絶対で、「牛や豚は家畜だから食べて良い。鯨は愛護すべき動物だから食べちゃいけない。理由?俺たちがそう思っているからそうなんだ」という医学書買取ジャイアンも真っ青の論理展開です。「お前が決めたことが絶対の真理なのか?お前は神か!?」と問い詰めてやりたくなってきます。

「たかがコーランを燃やしたくらいで死人が出るほどの暴動っておかしい」と感じることはおいらも日本人だから感覚としては分かります。でも、イスラムの人たちがコーランを燃やしたことに対して抱いた感情を否定することはできないと思うんです。

こういう他者の価値観への不寛容が、戦争や宗教対立、民族迫害の根底にあると思います。世界平和を心から祈念するのであれば、他人の価値観をリスペクトすることがその第一歩だと信じています。